生成AI時代における子どもたちに必要な力とは?

小宮山 利恵子(こみやま りえこ)

株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長
国立大学法人 東京学芸大学大学院教育学研究科教授

小宮山 利恵子>

登壇者紹介

1977年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、衆議院にて国会議員秘書。その後、株式会社ベネッセコーポレーションにて会長秘書等を経て、2015年よりリクルート教育研究所所長。教育とテクノロジー、アントレプレナーシップ(起業家精神)領域を探究。AI時代における「人間にしかできない力」をテーマに、現場体験や五感、身体知を重視した教育実践を推進。「鮨 銀座おのでら」で修行、「鮨 銀座おのでら 鮨アカデミー」寿司職人コース修了。著書に『好奇心を学びに変える「なぜ?どうして?」の伸ばし方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2025年)、『教育AIが変える21世紀の学び』(共訳、北大路出版、2020年)等。

概要

生成AIが瞬時に答えを導く時代において、子どもたちに本当に必要なのは「問いを立てる力」です。本講演では、AIに頼るだけでは得られない学びとして、現場体験や五感を通じた身体知、そしてアナログとデジタルをつなぐ教育の可能性を探ります。効率化の先にある“人間ならではの学び”をどう育むのかを考えます。